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IDLを用いないで解析する場合の準備


(1) NoRHソフトウェアのインストール

NoRHソフトウェアを展開する。展開する大元のディレクトリは 任意であるが/usr/local/norhとするのがUNIX環境では一般的である。 このマニュアルではこのディレクトリを${NORH}と定義する。 なお配布CD-ROMにはNoRHソフトの オリジナルが入っているのでそれを${NORH}にインストールしてもよい。


(2) NoRHデータベースのインストール

国立天文台野辺山データアーカイブ ftp://nsro-archive.nro.nao.ac.jp/pub/norh/data

やCD-ROMからデータベースをコピーしてインストールする。 ${NORH}/dataにインストールするのがデフォルト。

注意 1 ! NoRHデータベースのうちtsxデータ(付録A.8節参照)は、サイズが 大きく転送に時間がかかる。このデータは解析には絶対 必要というわけではないので転送しなくてもよい

注意 2 ! 野辺山のネットワークを過負荷にしないために、 初期設定はCD-ROMをつかって、 その後の更新だけネットワーク経由で行うという 方式をしてくれるよう強く要望する。


(3) 個人環境の設定

環境設定ファイル/.cshrc中で
setenv NORH NoRHのディレクトリ
source ${NORH}/setup/setup.norh
を適当な箇所に書き加える。ただし環境変数${NORH}はサイトによって異なるので 注意3。 ディスクスペースの都合などの理由から サイトによってはNoRHデータベースをデフォルト(${NORH}/data)とは異なる 場所にインストールしている場合がある 4。 その際は、
setenv NORHDB NoRHデータベースのディレクトリ
とする。



Takaaki YOKOYAMA 平成11年6月30日