Steerアルゴリズムを用いて、広がったソースを含む低輝度のコンポーネン トまでクリーンする。静穏領域やフィラメントの像合成に適しているが、フレ ア時の像合成には向いていない。
現在のバージョン ver. 6.2
対応している計算機 NEC/SX、NEC/EWS、Sun/Sparc
対応しているデータ 17GHz(34GHzは未対応)、定常/イベントモード、全面像/部分像
ピクセルサイズ 4.9 arcsec/pixel
視野 512 pixel(全面像)以下
使用法
(1) unix% koshix17 < input
(2) unix% norh_synth -p koshix17 input
(3) IDL> norh_synth,time,prog='koshix',freq=17
入力ファイルinputの具体例
行番号は便宜上つけたもの。また(*)印をつけたものは通常変更しなくてよい。
見本が${NORH}/soft/synthesis/koshix以下に置いてある。
1: | . | ; 出力ディレクトリ |
2: | ss17980419 | ; 生データファイル |
3: | sz00980419001 | ; SZファイル |
4: | 512 | ; 出力画像視野サイズ |
5: | 1,0,0 | ; 出力画像中心の太陽中心からのずれ |
6: | 1 | ; 開始フレーム番号 |
7: | 3600 | ; 終了フレーム番号 |
8: | 600 | ; フレーム間隔 |
9: | 1 | ; *キャリブレーション積分フレーム数 |
10: | 1 | ; *画像合成積分フレーム数 |
11: | 3000,3000 | ; *CLEAN終了判定値(R+L),(R-L) |
(1行め)出力ディレクトリ
(2行め)生データファイル
(3行め)SZファイル 生データに対応する日付のSZファイル名
(4行め)出力画像の視野ピクセル数
(5行め)出力画像中心の太陽中心からのずれ
(6行め)像合成を行う最初のフレーム番号
(7行め)像合成を行う最後のフレーム番号
(8行め)フレーム間隔
(9行め)アンテナ位相利得計算の積分フレーム数
(10行め)画像合成を行うときの積分するフレーム数
(11行め)CLEANの終了判定値