Next: Hanaoka
Up: 野辺山電波ヘリオグラフ(NoRH) 解析マニュアル ver. 1.1
Previous: AIPS利用のための前処理
画像合成プログラムの詳細
この節ではNoRH標準画像合成プログラムHanaoka・Koshix・Fujikiに
ついて詳細に述べる(表2)。
計算機Sun/Sparc・NEC/EWS・NEC/SX上で
動作する実行形式バイナリがこのパッケージには付属している。
これ以外で実行するには各自でのコンパイルが必要になるが
これについては第5.4節を参照のこと
(商用数値計算ライブラリの入手が別途必要)。
表 2:
画像合成プログラムのまとめ
|
対応データ [Yes/No] |
ピクセルサイズ [arcsec] |
視野 [pixel] |
|
17/34GHz |
定常/イベント |
全面像/部分像 |
17GHz |
34GHz |
17GHz |
34GHz |
Hanaoka |
Y/Y |
Y/Y |
Y/Y |
4.9 |
2.45 |
 |
 |
Koshix |
Y/N |
Y/Y |
Y/Y |
4.9 |
- |
 |
- |
Fujiki |
Y/N |
Y/Y |
-/Y |
2.45 |
- |
128 |
- |
|
特徴 |
Hanaoka |
フレアに向く、広がった成分は不向き |
Koshix |
広がった低輝度成分、フレアには不向き |
Fujiki |
コンパクトな電波源を高空間分解能で |
Takaaki YOKOYAMA
平成11年6月30日